私たちは、食を通じてより良い地域の場を未来へと手渡すために、２社の合弁会社としてスタートしました。各地域の企業様とパートナーシップを組み、そこへコミュニティサロン機能や健康食のお弁当、その他商品やサービスを提供する業態の総合プロデュース会社です。我々自身で直接店舗を運営してはおりませんが、ノウハウやシステム、原材料や商品を提供することで、地域のお客様の健康や暮らしを支えるサポートをしております。

“人生100年時代”という言葉が一般的に使われるようになりました。これから10年後、日本の人口構造は急激な変化を迎え、平均寿命が延び続ける中、生涯現役で仕事をする人も多くなるでしょう。しかし一方で、量的成長の限界点を超え、暮らしの豊かさとは何か、という言葉を多く耳にするようになり、100年という人生スパンの中でそれをどう実現していくかという遠大なテーゼが今掲げられています。時代はより経済的に、合理的に、便利に歩んできましたが、果たしてそれは本当の心の豊かさを支えるものなのか。便利ではるが、ワクワクするような日々を送ることが出来ているだろうか。そんな問いと向き合い、「年を重ねるほどに充実した毎日を過ごせている」 ― そう感じられる地域の“場”づくりをサポートして参ります。

“恩送り(オンクリ)”という言葉があります。今をより良いカタチにして、次の世代へと渡していくという考え方です。日本は世界最古の国として連綿と受け継がれてきた背景には、常にこの考え方があったからに他なりません。自分の子供や孫に少しでも幸せになってもらいたい。そんな思いは誰しもが描く希（ねが）いでしょう。人生100年時代を迎えるこれからの日本で、素晴らしい地域をどれだけ次の代へと手渡すことができるか。その一点を企業経営という視点から考え、カタチにしていきます。